2017年05月16日
2017年4月20日(木)、明治記念会館(東京都港区)にて2016年度日本機械学会賞の表彰式が行われ、帝京大学福岡医療技術学部医療技術学科教授 村上輝夫が、2016年度日本機械学会賞(論文)を受賞し、表彰されました。日本機械学会賞は、「日本の機械工学?工業の発展を奨励する」ことを目的として設けられた賞です。
今回受賞した論文は、「生理的?能動的膝運動が可能な新型シミュレータの開発」という題で、九州大学バイオメカニクス研究センター特任教授廣川俊二氏(故人)、九州大学工学研究院機械工学部門教授木口量夫氏、大分大学工学部機械?エネルギーシステム工学科准教授福永道彦氏との共著論文です。また、本研究で開発された膝関節シミュレータは、二関節筋と一関節筋による駆動方式を用いて、股関節と膝関節が連動する機能を持つ、深屈曲動作が可能な、生理的?能動的膝運動を可能とする次世代型のシミュレータです。
本論文は、下記リンクからご覧いただけます。
【出典】
廣川俊二?村上輝夫?木口量夫?福永道彦
「生理的?能動的膝運動が可能な新型シミュレータの開発」
『日本機械学会論文集』第81巻、第824号(2015-4)
帝京大学福岡医療技術学部医療技術学科
■専門分野:生体医工学、バイオメカニクス、バイオトライボロジー、バイオマテリアル、生体機能設計学