2017年11月22日
2017年11月17日(金)、帝京大学経済学部観光経営学科教授 大下茂と大下ゼミの広報部長である武田彩香さん(経済学部3年)が、御茶ノ水ソラシティ(東京都千代田区)において、新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」を題材とした講演会を行いました。
「バスタ新宿」は、2016年4月4日(月)に使用を開始した「新宿駅南口地区基盤整備事業」の一つとして整備された交通ターミナルで、大下ゼミではかねてより「バスタ新宿からの地方創生」をテーマに、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所と「バスタ新宿」の担う役割や可能性について議論してきました。 今回はその一環として、「バスタ新宿から始まる地域との連携」を題材とした講演が、主に「バスタ新宿」に乗り入れているバス会社118社などを対象に行われました。?
当日は、冒頭での国土交通省東京国道事務所所長 西川昌宏氏の挨拶を皮切りに、大下教授、武田さんの講演と続きました。 第一部では「観光の実態と展望(国内観光と訪日外国人観光客)」、続いて第二部では「地方を元気にするバスタプロジェクトの提案(河口湖と松本の現地調査を通して)」、そして第三部では「『バスタ新宿』の新たな展開に向けて」を主なテーマに研究成果などが発表されました。
今後大下ゼミでは、「バスタ新宿」が各地への玄関口としてイメージや機能の充実を進めて聖地化するために、「"バス旅"を楽しむためのオリジナルグッズの開発」や「情報発信促進の一助」、また、「さらなる地域連携のためのアイデアの提案」などを視野に入れ、多岐にわたり研究を進め、貢献していきたいと考えています。
「バスタ新宿」の詳細は、下記をご覧ください。