2019年07月23日
2019年7月5日(金)、帝京大学八王子キャンパス小ホールでボルシア?ドルトムント経営幹部カーステン?クラマー氏による講演会を開催しました。帝京大学は2018年6月にボルシア?ドルトムントと学術研究パートナー契約を締結し、日本の教育機関として初めてドルトムントの持つ経営ノウハウを直接学べる環境にあり、今回講演会を行う運びとなりました。また、講演を行うにあたり、経済学部経営学科准教授 大山高、同学部同学科講師 片上千恵、大山ゼミの学生が中心となり、教職員と学生が連携し準備やディレクションなど運営を行いました。
当日は、第一部として「ボルシア?ドルトムントの国際化とブランド戦略」というテーマで、カーステン?クラマー氏が講演を行いました。ドルトムントが2005年に経営破たんの危機に陥り、そこからの組織の再生方法について、クラマー氏はブランドの見直し方や国際展開をする上での戦略など実際に行った経営戦略について話されました。講演の最後には「ぜひ一度ドルトムントにきて学んでほしい」との言葉がありました。続く第二部では、片上講師が司会進行役を務め本学学長 冲永佳史と組織のブランディングやパートナーシップ契約の意義などについて対談を実施しました。
今回の講演?対談を聴講した学生は熱心に話を聞き、メモをとる様子が伺えました。また、質疑応答の時間には学生から活発に質問が挙がり、ドルトムントの経営幹部から直接講義を受けられる経験は学生にとって大変貴重な機会となったようです。
今後も帝京大学は実践的な経験を通して、スポーツマーケティングを学ぶ機会を創出して参ります。