2018年12月13日
2018年10月29日(月)~11月7日(水)、科学技術振興機構(JST)の採択事業である2018年度 日本?アジア青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプランが実施され、帝京大学アジア国際感染症制御研究所(ADC)がベトナムから医師7人と研究員1人の計8人の研修生を受け入れました。
本事業は、科学技術を通して、アジアと日本の青少年が交流を深めることを目的としており、招聘対象となるのは、高校生?大学生?大学院生?ポストドクター?教員など、日本に初めて滞在する40歳以下の青少年です。今回は、「感染症」「安全管理」「バイオセキュリティ」をテーマに、帝京大学医学部附属病院安全管理部での医療安全に関する講演会、小児科?看護部?感染制御部?ME部による病院内ラウンド、中央検査部や薬剤部での研修、本学の研究施設見学を実施しました。また、最新のウイルスや細菌検出技術の実習体験、授業への参加などを通して本学の教員や学生との交流を深め、ADCと連携している結核研究所(東京都清瀬市)および聖路加国際大学(東京都中央区)への訪問も行いました。
これからもADCは、産官学の緊密な連携により、未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術を通して交流を深める架け橋となるべく努めてまいります。