2018年12月28日
2018年12月19日(水)、帝京大学学長 冲永佳史、本学文化財研究所教授 山内和也、同研究所講師 藤澤明、本学八王子キャンパス国際交流センターセンター長?教授 西岡淳がジョージア(旧グルジア)で開催された同国文化遺産保護庁考古学調査報告会に招かれ、冲永学長がをあいさつを行いました。
冲永学長は報告会招待への感謝および本学で2016年から実施しているシルクロード学術プロジェクトの1つである合金を作る技術の発祥地であるジョージアと協同研究を行っているという説明、そして、同国のトビリシ国立大学と学術交流協定を締結したことをきっかけに、今後もさらに交流を発展させたいという意向を伝えました。
報告会後、文化遺産保護庁を表敬訪問し、同庁副館長 デビット氏から、ジョージアでは文化遺産保護に40年以上力をいれており、同庁が2008年に大統領の命により設立されたという説明がありました。また、同庁はジョージア国内外で13,000件近くの遺跡管理を行っており、その管理には膨大な労力と予算が必要であるため、本学で文化遺産保護の研究者2人の研修を受け入れたことへの感謝と今後も日本と親交を深めたいという意向を示されました。冲永学長および山内教授からも研究者派遣の感謝や今回の研修経験者が人材開発に貢献すること、本学との協同研究のさらなる発展への期待を話しました。
今後も本学と同庁は協力して優秀な人材を輩出をめざし、活発な交流を行っていきます。