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2019年04月26日

カンジダアリウスのアウトブレークに備える 第1回学術集会を開催しました

2019年3月29日(金)、帝京大学板橋キャンパスにて、「カンジダアリウスのアウトブレークに備える 第1回学術集会」を開催しました。
カンジダアウリスは、院内感染として北米や欧州をはじめとした全世界でパンデミックを生じている新種の病原真菌です。多くの薬剤に対して耐性があり、致命率が高いこと。限られた高価な機器を使用しなければ感染の診断ができず、有効な対策が難しいことが特徴です。本学術集会は、このカンジダアウリスのアウトブレークに備えることを目的として開催されました。
当日は、帝京大学大学院研究科教授 槇村浩一をはじめ学内外の有識者による講演が行われ、活発な質問が飛び交うなど、盛況な学術集会となりました。また、閉会後の懇談会では、参加者同士で意見交換を行う姿も見られました。
これからも帝京大学は、医真菌学の研究を通じて得た真菌症の診断?治療法を積極的に社会へ発信することで、研究機関としての責任を果たしていきます。

講演内容

講演内容?? ? 講演者
概要 槇村浩一(帝京大学大学院医学研究科 教授)
我が国におけるCandida aurisのアウトブレークへの備え 怱那賢志氏(国立国際医療研究センター 国際感染症対策室医長)
Candida aurisによるパンデミックとその対策 Tom Chiller氏(アメリカ疾病予防管理センター 真菌部長)
AMEDとしての取り組み 宮川昭二氏(日本医療研究開発機構 感染症研究課課長)
米国におけるCandida aurisアウトブレークの現状と対策 戸田みつる氏(アメリカ疾病予防管理センター)
Candida aurisのアウトブレークへ備えた国内サーベイランスの現状 宮崎義継氏(国立感染症研究所 真菌部長)
日本国内におけるCandida aurisの分離状況とゲノム 菊池賢氏(東京女子医科大学 教授)
LAMPによる診断?検出?同定系 山本美佳智(帝京大学医学部附属病院 医師)
総括とCandida auris研究の推進について 槇村浩一(帝京大学大学院医学研究科 教授)

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