2019年12月19日
2019年12月5日(木)、帝京大学宇都宮キャンパスにて「Honda ボンネビルスピードチャレンジ-未知の世界への挑戦-」と題して、株式会社本田技術研究所 酒井敬史氏、末永充史氏による特別講演会を開催しました。本講演は宇都宮キャンパス格納庫で5月から展示しているレーシングカー「S Dream Streamliner」の車両貸与を記念して行いました。
講演された二人は2016年9月、アメリカユタ州ボンネビルで開催された「ボンネビル?スピード?ウイーク」に参戦したプロジェクトメンバーです。社内公募で選ばれたメンバーが、プロジェクト発足から最高速度チャレンジまで1年という超短期間で車両を開発し、想像を絶する究極の目標値、未知の世界への挑戦、開発からチャレンジまで発生した幾多の困難な壁に対して、ホンダの若手エンジニアがどうアプローチし、どのようにして乗り越えていったかを、開発エピソードを踏まえ、そこで得た経験をご講演いただきました。
当日は本学理工学部機械?精密システム工学科の2年生を中心に、大学院生と教員も含めて約50人が参加しました。お二人から語られた未知へのチャレンジの結果である国際自動車連盟(FIA)公認速度記録421.5km/hを樹立したエピソードに感動し、各自が未来のエンジニア像と重ね合わせて多くの質問を投げかけていました。