2020年01月15日
2019年10月2日(水)、チュラロンコン大学(タイ)にて、第11回帝京-ハーバードシンポジウムを開催しました。
帝京大学とハーバード大学(アメリカ)は、1993年の学術提携以降、学生?教員の交流や国際シンポジウムを通して、わが国の学術研究とその社会への還元に寄与し続けています。
第11回目となる今回のシンポジウムは、同じく本学の学術提携校であるチュラロンコン大学を交え、「アジアと世界におけるユニバーサル?ヘルス?カバレッジ(UHC)のための持続可能な保健医療システム強化」をテーマに開催されました。
シンポジウムの冒頭では、ハーバード大学公衆衛生大学院グローバルヘルスシステム部長?教授 Rifat Atun氏による基調講演があり、今後の保健医療分野の革新的な発展に伴うシステム改革について参加者に共有しました。
また、チュラロンコン大学公衆衛生学部長?教授 Sathirakorn Pongpanich氏によるタイのUHCに関する講演、本学公衆衛生学研究科教授 中田善規、同准教授 井上まり子による日本でのUHCの事例についての講演も行われ、アジア各国からの参加者とともに、「今後いかに継続的に人類の健康を促進するか」という世界共通の課題について解決方法を模索しました。
今後も帝京大学とハーバード大学では、相互に連携を深め、アジア諸国と一体となった教育と研究を推進することで、社会への貢献をめざします。