2025年02月19日
2025年1月6日(月)~24日(金)、帝京大学板橋キャンパスにてハーバード特別講義を実施しました。本講義は、本学とハーバード大学の学術提携に基づいており、今回で13回目を迎えます。公衆衛生学研究科の講義として行う5科目の集中講義ですが、板橋キャンパス医療系各研究科の大学院生に向けた授業科目にもなっています。
今年は、ハーバードT.H.Chan公衆衛生大学院教授 Murray Mittleman氏、David Wypij氏、Ichiro Kawachi氏、同大学院准教授 Jaime Hart氏、そしてオックスフォード大学教授?ヘルスエコノミクス研究センター所長 Alastair Gray氏をお招きしました。それぞれ、世界的な教科書となる本を出版するなど、各専門の第一人者です。講義では活発な質疑応答が交わされ、小グループでのディスカッションを取り入れるなど、現地での講義と同様に体験することができました。
本講義は学内外に公開しており、本学の八王子キャンパスと宇都宮キャンパスから教員や学生が参加するほか、他大学や社会人といった一般の方にもご参加いただきました。また、本学の学術提携校であるチュラロンコン大学やマヒドン大学、フィリピン大学マニラ校、台北医科大学などから、前年以上に多くの学生が参加し、学生同士で交流会を実施するなど対面ならではの国際交流も深めることができました。1993年に本学とハーバード大学との学術提携が締結されてから30年以上経過し、これからもますます教育と研究での交流を深め、将来の人材育成を行い、社会に貢献していきます。