2025年02月19日
2025年2月5日(水)、帝京大学板橋キャンパス臨床大講堂にて、帝京大学―アフリカ交流記念講演会「ザンビアの保健医療と日本のパートナーシップ」を、一般社団法人アフリカ開発協会との共催で開催しました。
本学とザンビアの本格的な交流は、2024年11月21日(木)に駐日ザンビア大使のムリンビカ閣下を招待して執り行われた、ザンビア共和国独立60周年記念講演会から始まりました。
本講演会では、コッパーベルト大学副学長 ハンゴンベ氏に来校いただき、自身がザンビアで本学薬学部教授 山本秀樹らとJICA(国際協力機構)で一緒にコレラ対策の仕事をしたことや、日本の大学で博士号を取得した経験を交えて「アフリカと日本の間のひとづくり」というタイトルで講演いただきました。また、同大学学長 イマシク?ニヤンベ氏からのビデオメッセージもありました。
本学からは、本学理事長?学長 冲永佳史、国際交流センター長?教授 大金正知が登壇し、本学とザンビアの今後の交流の可能性について述べました。当日は、大使館や教育機関、企業から、オンライン参加を含め100人以上の参加があり、大盛況となりました。
本学はコッパーベルト大学との大学間協定を結びます。同大学は、ザンビア共和国の銅の産地であるコッパーベルト州に位置しており、1987年に理工系の大学として設立され、2011年に医学部を持つ総合大学となりました。銅鉱山と共存する社会(Sustainable mining)をめざしており、持続可能な開発や保健医療分野をはじめとした、さまざまな分野での研究交流?人材育成が期待されます。
本学は今後も、ザンビアをはじめとしたアフリカ地域との友好関係の発展に努めていきます。