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  • 社会?地域連携

2025年06月19日

福岡キャンパス壇順司講師が大牟田市動物園の高齢ヒツジにオリジナルサポーターを作成しました

2025年5月、帝京大学福岡医療技術学部理学療法学科講師 壇順司が、大牟田市動物園の高齢ヒツジにオリジナルサポーターを作成しました。
本学福岡医療技術学部と大牟田市動物園は、2016年の大学祭で獣医師から相談を受けたことをきっかけに交流を開始し、定期的に園を訪れ、獣医師や飼育員とともに動物のケアや、継続的な支援を行っています。
今回は、関節炎で歩行の悪化が見られる高齢ヒツジの歩行対策について相談を受け、サポーターの作成に至りました。

ヒツジ専用のサポーターは市販されておらず、同動物園ではテーピングによる足の固定を行っていましたが、飼育員ごとにテーピングの力加減が異なり締め付け過ぎてしまう可能性がありました。そこで、本学でヒト用サポーターの研究を行っている壇講師が、動物にも研究内容が応用できるのではないかと考え、同ヒツジ専用サポーターを提案し、マイナーチェンジを繰り返しながら2025年5月に完成しました。この専用サポーターにより、同ヒツジの足をあげる動作がスムーズになり、足を引き摺ることが減っただけでなく、足の関節を曲げることも可能となったことで自由に立ち座りができるようになりました。

壇講師は「ヒトと動物は、骨格や体の使い方やコミュケーション方法に違いはありますが、理学療法の技術を応用すれば動物の支援にもつながります」と話しました。
福岡医療技術学部では、今後も専門知識を活かした地域連携に取り組んでいきます。

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